先週土日に有楽町国際フォーラムで音展2017が開催されました。
ガラス棟の4階から6階、離れのD棟を使った、国内最大規模のオーディオ&ビジュアル展示会です。
今回から開催地が有楽町国際フォーラムとなったことで来場しやすくなりました。有楽町国際フォーラムはオーディオマニアにとって、インターナショナルオーディオショーの開催地として馴染み深いはず。
小柳出電気は4階の一番端、G401号室での開催です。
オヤイデブースの入り口には、精密導体102 SSCの展示パネルや、カタログ類、雑誌が並びます。
部屋の両端に展示テーブルを設け、オヤイデ電気のオーディオ用ケーブル、オーディオアクセサリーを展示しました。
向かって右のテーブルには、オヤイデ電気の電源ケーブル、電源タップを陳列。
SWOシリーズやR1/R0などのオヤイデ電気のコンセントの展示風景。
その隣は、INS-BSをはじめとした、オヤイデ電気のインシュレーター類。電源プラグ/IECコネクターのP/Cシリーズも展示。
PA-02TR/TX V2、ACROSS750 RR/XX V2、TUNAMI TERZO RR/XX V2、AZ-9140/AR-910といった、オヤイデ電気のインターコネクトRCA/XLRケーブルも展示。
オヤイデ電気のUSBケーブルContinental5S V2、DB-510/DR-510などのデジタルケーブル、テレビアンテナケーブルDV-510F。5N純銀を信号導体に使った、オヤイデの純銀ケーブルシリーズです。
オヤイデ電気のスピーカーケーブルは、手前より、リッツ線導体のOR-800シリーズ、102SSC導体のACROSS3000シリーズ、TUNAMI NIGO V2シリーズ。切り売り販売品のEXPLORER V2シリーズも展示。
このように、オヤイデ電気のホームオーディオ用製品が一堂に会するのは、この音展だけ。来場者の皆さんは、実物を手に取り、その造りの良さや質感を体感していただきました。
この手のケーブルやアクセサリーって、普段はオーディオショップのショーケースの中に入っていて、実際に手に触れる機会、なかなかないのですよね。
オヤイデが3年ほど前より輸入代理店を務める、エントレックの仮想アース装置も展示。
実際に、仮想アース装置やオヤイデ電気のケーブルの試聴会も行いました。
エントレックやオヤイデケーブルの試聴会には、毎回30名ほどの参加者がいらして、皆さん熱心に私のトークと音に聴き入ってました。
オヤイデ電気ブースの試聴システム全景。
ケーブルを見せるため、オーディオ機器の背面をフロントに向けたセッテイングです。
・レコードプレーヤー:テクニクスSL-1200Mk4(絶版 現行だとSL-1200G希望小売価格:330,000円(税抜)またはSL-1200GR 希望小売価格:148,000円(税抜))
・フォノイコライザー:ifi Audio iPhono(絶版 現行はiPhono2小売価格:74,000円)
・CDトランスポート:B.M.C. BD1.1(絶版 現行はBD2 税抜価格 680,000円)
・DAC:ブリキャスティーデザインM-SE1ST 希望小売価格:1,389,000円(税別)
・DAC内蔵プリアンプ:B.M.C. DAC1Pre(絶版 現行はDAC1PreHR 税抜価格 860,000円)
・パワーアンプ(プリメインアンプ):B.M.C. CS2(絶版 現行はCS B.M.C. 税抜価格 1,060,000 円)
・スピーカー MAGICO S-1 Mk2(表面が艶消しのM-CAST仕上げ 税抜価格 2,400,000 円)
・オーディオラック:ノールストーン ESSE (60,000円税抜き)
B.M.C.(輸入商社:ゴールドムンドジャパン)
ifi Audio(輸入商社:トップウイング)
iPhono
SL-1200GR
ブリキャスティデザイン(輸入商社:エミライ):1,389,000
MAGICO S-1 Mk2(輸入商社:エレクトリ)
ノールストーン(輸入商社:ナスペック)
ifi Audio iPhonoは、背面にEQカーブ、静電容量、インピーダンスの切り替え用の ディップスイッチが多数配置されており、非常に細かい微調整が可能です。 これを使いこなせれれば最強です。現に、弊社の同席していた スタッフは、このスイッチを細かくいじって、この再生環境に最適な 音を追い込んでいってました。
あと、カートリッジに合わせたアームの高さ調整や針圧調整を、 コンマ数ミリ、数グラム単位で微調整したり、かなり細かい仕事をしております。ちなみにカートリッジはシュアーのV15 TYPE4です。 オヤイデの音、来場者からも多数の高評価を得たのですが、今回のオヤイデのシステムの音において 音が良かった要因は、ケーブルとスピーカーの基本性能が高いこと、 レコードプレーヤーのチューニング(カートリッジに合わせたアームやフォノイコの微調整)を 徹底していること、だと思います。なので、SL-1200のような安いレコードプレーヤーでも あそこまでの音が出たのだと思います。