季刊オーディオアクセサリー164号(春号)と言えば、すでに現165号の一つ前の号ですが、
この号に以下のような広告があったのを皆さんお気づきでしたでしょうか?
P-029 C-029
真鍮電極、無メッキ
低域から高域まで適度に引き締まった、にじみが少なく、ニュートラルでフラットな音。高域の音抜けが良く、爽やかで明るい音。癖のない音が好まれる。他のプラグとの組み合わせも良。
P-037 C-037
リン青銅電極、銀+ロジウムメッキ
ロジウムメッキと銀メッキの特色がミックスされ、音場感が特に優れ、にじみが少なく、輪郭鮮明で、シャープで、ハイスピードで鮮度の高い音。絵で例えると日本画。日本人好みの音。
P-079 C-079
リン青銅電極に金メッキ
暖かみのある中域重視のバランスの良い音。ウエットで湿り気のある、女性ボーカルに最適な耳当たりの良い、明るく優しい音色。リラックスして長時間のリスニングをしたい人におススメ。
P-046 C-046
リン青銅電極に金+パラジウムメッキ
濃密な陰影と奥行きをもった音場感。どっしりと厚みのあるピラミッドバランス。独特の高域の密度。芯の強い中低域。ボーカルや弦にコクがあり、ジャズ好きには堪らない。
P-004 C-004
ベリリウム銅電極にプラチナ+パラジウムメッキ
低域から高域まで厚みと広がりを感じさせる豊潤な音色。中高域に心地よい響きが加えられ、低域は重厚感がある。音の輪郭は太く濃く描く方で、絵でいうと油絵のような感触。独特の躍動感。
さらに309ページでは、「自作するなら音をカクテルして楽しもう!」と題して、電源プラグとIECコネクターに、材質および表面処理の違うものをあえて組み合わせた場合の音質傾向について記載しています。この広告の文章を改めて抜き出してみると、以下のようなものになります。
「オヤイデの電源プラグ/IECコネクター“P/Cシリーズ”は全部で5種類。電極材質とメッキの違いによって、音質を自在に操れるのがウリです。さて、ここでは種類の異なる電源プラグとIECコネクターをミックスしたらどうなるか?メーカー完成品では決してあり得ない、自作電源ケーブルならではの組み合わせの妙を探っていきたいと思います。いずれも、オーディオファンなどから寄せられた数々の体験報告を元に、みじんこ荒川が再検証し、選び抜いた珠玉の組み合わせ。異なる素材・メッキの電源プラグ/IECコネクターで揃えると、両者の音がカクテルされ、単一素材では得られない絶妙な音色を奏でます。ぜひ皆さんもお試しあれ! 」
実際に製作すると、上写真や下写真のようなカラフルな電源ケーブルになります! 全部で6種類!これらのケーブルの中身は全てBlackMambaV2で、カーボンカラーPETチューブを掛けています。私の手作り品で、ぱっと見は普通ですが、細かいところにいろいろと音質向上、仕上げ向上のノウハウがあったりします。端末には「MIJINKO SIGNSTURE MODEL」シールが貼られています。
いままでこれらのパターンの電源ケーブルを幾度も自分用、あるいは特注製作で製作してきましたが、今回、私が店頭に立つ記念で、改めて製作しました。私が昨夜夜なべして製作した、出来立てほやほやの未使用品です。
明日8/11土曜日にオヤイデ電気秋葉原店で限定各1本ずつ販売します。お値段は店頭でのお楽しみ。
さて、それぞれのモデルの音質傾向を、広告のコメントの抜粋で、あらためて確認していきましょう!
電源プラグ P-037 + IECコネクター C-079
037の切れの良さと、079の耳当たりの良さが同居した、甘酸っぱいシャンパンのようなサウンド。溌剌とした、濁りの無い、やや暖かみのある爽やかな音色。
電源プラグ P-046 + IECコネクター C-037
046のコクを037の切れでミックスした、カツーンとくるピリ辛サウンド。046の中低域の芯の強さに、037のシャープさがプラスされた、音が凛と立つ、緊張感みなぎるハードさが魅力。
電源プラグ P-037 + IECコネクター C-029
037の鮮明さ心地よいスピード感は好きだけど、両端を037にすると耳当たりがきついと感じる場合、029を組み合わせると037をうまく中和。適度な刺激を感じさせる、子気味良いレスポンスに生まれ変わる。
電源プラグ P-046 + IECコネクター C-004
004の豪快さに046の密度感を加えた、どっしり、まったりと厚みのある音。このレシピは知人から教えてもらった組み合わせで、037に比べ高域は抑え気味になるが、中低域のボリュームは秀逸。
電源プラグ P-004 + IECコネクター C-029
029は安いからダメだろうと敬遠される方もいますが、実力はさにあらず。029の色付けない素直さに、ベリリウムの熱い音がミックス。適度に押し出し感のある、かといって神経質になったり、厚ぼったくない、バランスの良い音。
電源プラグ P-004 + IECコネクター C-079
004の旨味と079の甘さがブレンドされた、適度な迫力がありながらも耳馴染みの良い音。これも知人の編み出したレシピだが、最終的にこれに行きついたというだけあって、万人に勧められる鳴りっぷりの良さ。
電極の材質やメッキの有無、メッキの種類でなぜ音が変わるのか、しかも信号経路ではない電源経路の端末のプラグで、とお思いの方も大勢いるでしょう。その理由を万人が納得しえるよう、実測データも交えて明確に答えられるオーディオケーブルメーカーはまだ存在しません。が、しかし、変わるのは事実。難しいことはさておき、私のコメント通りの音になるか、ご興味のある方、上記の組み合わせで製作、またはこの1点ものをゲットしてみてくださいね。では、明日、盆休み真っ最中ですが、オヤイデ電気秋葉原店は元気に営業してますので、私も数年ぶりに店頭に立ちますので、ぜひ遊びに来てくださいね。明日はいろいろと特価品も並び、いつにも増してお買い得品が目白押しとなりますよ!
この号に以下のような広告があったのを皆さんお気づきでしたでしょうか?
308~309ページにかけてのオヤイデ電気の広告で、上は308ページ。この広告、オヤイデ電気の電源プラグ・IECコネクターP/Cシリーズについて、その特徴だけでなく、~みじんこ荒川のP/Cシリーズインプレション~と題して、各々の音質傾向にまで踏み込んで書いています。電極の材質違い、メッキなどの表面処理の違いによって5種類あり、それぞれ音色が違うのです。この広告のコメントを以下に抜き出してみました。
真鍮電極、無メッキ
低域から高域まで適度に引き締まった、にじみが少なく、ニュートラルでフラットな音。高域の音抜けが良く、爽やかで明るい音。癖のない音が好まれる。他のプラグとの組み合わせも良。
P-037 C-037
リン青銅電極、銀+ロジウムメッキ
ロジウムメッキと銀メッキの特色がミックスされ、音場感が特に優れ、にじみが少なく、輪郭鮮明で、シャープで、ハイスピードで鮮度の高い音。絵で例えると日本画。日本人好みの音。
P-079 C-079
リン青銅電極に金メッキ
暖かみのある中域重視のバランスの良い音。ウエットで湿り気のある、女性ボーカルに最適な耳当たりの良い、明るく優しい音色。リラックスして長時間のリスニングをしたい人におススメ。
P-046 C-046
リン青銅電極に金+パラジウムメッキ
濃密な陰影と奥行きをもった音場感。どっしりと厚みのあるピラミッドバランス。独特の高域の密度。芯の強い中低域。ボーカルや弦にコクがあり、ジャズ好きには堪らない。
P-004 C-004
ベリリウム銅電極にプラチナ+パラジウムメッキ
低域から高域まで厚みと広がりを感じさせる豊潤な音色。中高域に心地よい響きが加えられ、低域は重厚感がある。音の輪郭は太く濃く描く方で、絵でいうと油絵のような感触。独特の躍動感。
さらに309ページでは、「自作するなら音をカクテルして楽しもう!」と題して、電源プラグとIECコネクターに、材質および表面処理の違うものをあえて組み合わせた場合の音質傾向について記載しています。この広告の文章を改めて抜き出してみると、以下のようなものになります。
「オヤイデの電源プラグ/IECコネクター“P/Cシリーズ”は全部で5種類。電極材質とメッキの違いによって、音質を自在に操れるのがウリです。さて、ここでは種類の異なる電源プラグとIECコネクターをミックスしたらどうなるか?メーカー完成品では決してあり得ない、自作電源ケーブルならではの組み合わせの妙を探っていきたいと思います。いずれも、オーディオファンなどから寄せられた数々の体験報告を元に、みじんこ荒川が再検証し、選び抜いた珠玉の組み合わせ。異なる素材・メッキの電源プラグ/IECコネクターで揃えると、両者の音がカクテルされ、単一素材では得られない絶妙な音色を奏でます。ぜひ皆さんもお試しあれ! 」
実際に製作すると、上写真や下写真のようなカラフルな電源ケーブルになります! 全部で6種類!これらのケーブルの中身は全てBlackMambaV2で、カーボンカラーPETチューブを掛けています。私の手作り品で、ぱっと見は普通ですが、細かいところにいろいろと音質向上、仕上げ向上のノウハウがあったりします。端末には「MIJINKO SIGNSTURE MODEL」シールが貼られています。
いままでこれらのパターンの電源ケーブルを幾度も自分用、あるいは特注製作で製作してきましたが、今回、私が店頭に立つ記念で、改めて製作しました。私が昨夜夜なべして製作した、出来立てほやほやの未使用品です。
明日8/11土曜日にオヤイデ電気秋葉原店で限定各1本ずつ販売します。お値段は店頭でのお楽しみ。
さて、それぞれのモデルの音質傾向を、広告のコメントの抜粋で、あらためて確認していきましょう!
電源プラグ P-037 + IECコネクター C-079
037の切れの良さと、079の耳当たりの良さが同居した、甘酸っぱいシャンパンのようなサウンド。溌剌とした、濁りの無い、やや暖かみのある爽やかな音色。
電源プラグ P-046 + IECコネクター C-037
046のコクを037の切れでミックスした、カツーンとくるピリ辛サウンド。046の中低域の芯の強さに、037のシャープさがプラスされた、音が凛と立つ、緊張感みなぎるハードさが魅力。
電源プラグ P-037 + IECコネクター C-029
037の鮮明さ心地よいスピード感は好きだけど、両端を037にすると耳当たりがきついと感じる場合、029を組み合わせると037をうまく中和。適度な刺激を感じさせる、子気味良いレスポンスに生まれ変わる。
電源プラグ P-046 + IECコネクター C-004
004の豪快さに046の密度感を加えた、どっしり、まったりと厚みのある音。このレシピは知人から教えてもらった組み合わせで、037に比べ高域は抑え気味になるが、中低域のボリュームは秀逸。
電源プラグ P-004 + IECコネクター C-029
029は安いからダメだろうと敬遠される方もいますが、実力はさにあらず。029の色付けない素直さに、ベリリウムの熱い音がミックス。適度に押し出し感のある、かといって神経質になったり、厚ぼったくない、バランスの良い音。
電源プラグ P-004 + IECコネクター C-079
004の旨味と079の甘さがブレンドされた、適度な迫力がありながらも耳馴染みの良い音。これも知人の編み出したレシピだが、最終的にこれに行きついたというだけあって、万人に勧められる鳴りっぷりの良さ。
電極の材質やメッキの有無、メッキの種類でなぜ音が変わるのか、しかも信号経路ではない電源経路の端末のプラグで、とお思いの方も大勢いるでしょう。その理由を万人が納得しえるよう、実測データも交えて明確に答えられるオーディオケーブルメーカーはまだ存在しません。が、しかし、変わるのは事実。難しいことはさておき、私のコメント通りの音になるか、ご興味のある方、上記の組み合わせで製作、またはこの1点ものをゲットしてみてくださいね。では、明日、盆休み真っ最中ですが、オヤイデ電気秋葉原店は元気に営業してますので、私も数年ぶりに店頭に立ちますので、ぜひ遊びに来てくださいね。明日はいろいろと特価品も並び、いつにも増してお買い得品が目白押しとなりますよ!